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テレスコピックレールの正しい選定方法

ローロンのテレスコピックレールは、厳しい工業用アプリケーションの条件において、高い許容荷重と剛性を提供します。お客様のアプリケーションがテレスコピックレールを必要とする場合、材質やストローク、荷重条件や寿命計算が必要になります。以下がお客様のアプリケーションに正しいテレスコピックレールを選定するためのポイントです。

材質
たわみを最低限に抑えるためには、テレスコピックレールの材質を注意して選定する必要があります。テレスコピックレールに一般的に使用される材質と、その長所と短所が以下のようにあります。

アルミ: 材質の重量が重量になるアプリケーションや、サイクルの比較的少ないアプリケーションにとって有効な選択になりますが、アルミは他の材質に比べてたわみが大きい。

ローロンの製品: Hegra Rail  新製品

板金:最も低価格な選択。しかし、板金製の製品は激しい振動や予期せぬ外力やショックに対して弱い選択になります。

ローロンの製品: Light Rail

冷間引き抜き鋼:冷間引き抜き鋼はローコストのオプションでありますが、重荷重、高サイクルのアプリケーションにおいて、転動面に焼き入れがされていないため、ボールの硬度が転動面の高度よりも高いことから、荷重や寿命において劣る場合があります。

ローロンの製品: Opti Rail, Hegra Rail  新製品

焼き入れされた冷間引き抜き鋼:最も頑丈でベストな製品。レール及びスライダーの転動面に焼き入れがされているため、価格的には最も高い製品にはなりますが、高い許容荷重、長寿命、少ないたわみといった点で最高の製品です。

ローロンの製品: Telescopic Rail

 

ストロークのオプション
テレスコピックレールの選定をするにあたって、ストローク長さの種類は3種類あります。部分ストローク、フルストローク、オーバーエクステンション。

部分ストロークタイプ: レールの全長長さに対して、テレスコピックストロークが50%から65%のタイプ。

ローロンの製品:    ASN, LPS

フルストロークタイプ: レールの全長長さに対して、同じ長さだけテレスコピックストロークするタイプ。
ローロンの製品:    DE, DS, DSC, DBN, DMS, DRT, LTH, LTF, LFS, LFX, DRX/DRS

オーバーエクステンション: レールの全長長さに対して、150%以上ストロークするタイプ。


ローロンの製品:    DSE, new HEGRA RAIL products

テレスコピックレールは固定レールに対して両方向にストロークすることが可能です。よって閉じた状態からワークを手前側もしくは奥側に移動させることが可能です。

 

重心位置
もう一つテレスコピックレールを選定するにあたって重要な情報は重心位置です。ワークの重心位置は、荷重が移動スライダーの中心に位置させることが重要です。荷重計算は通常重心が移動スライダーの中心に位置するとして行います。

静的荷重の安全率を求める計算をするには、アプリケーションの基本的なパラメータとなる数値を使用して、下記の計算式で安全率が1から3.5になるように製品を選定します。

Pは荷重、Cはテレスコピックレールの許容荷重、 S が安全率です。

 

寿命計算
テレスコピックレールが連続使用の場合、動的荷重を使用して求められる寿命が正しいことを確認する必要があります。テレスコピックレールのメーカーの中には荷重値やたわみ量の値をレールペア使用時で表記しているもの、またレール一本当たりの値を表記しているものがありますので注意する必要があります。

テレスコピックレールの寿命は、荷重値、取り付け精度、ショックや振動の有無、使用温度、使用環境や潤滑状況など、いくつかの要素を考慮する必要があります。

寿命計算は以下の計算式によって求められます。

Lkm = 寿命計算値km

δ = 荷重係数(N)

W = 等価荷重値 N

fi = アプリケーション係数

 

ローロンテレスコピックレールのカタログダウンロード

HEGRA社の吸収によって、新しいタイプのテレスコピックレールがローロンに加わりました。200%のオーバーエクステンションタイプ、新しいプロファイル断面形状、新しい材質(ステンレス、アルミ)。当社のニュースレターにご登録いただくか、日本代理店キャプテンインダストリーズ、もしくはローロンmarketing@rollon.comへ直接ご連絡ください。