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ローロン社がTMT社を買収、リニアモーションシリーズの強化へ

本社を伊Vimercateに置く企業グループは順調に成長、リニアレールとリニアシステムの市場トップの座を地固め

Vimercateを本拠地とし、産業機械、鉄道、航空、医療などの多岐分野で使われるリニアモーションソリューションの製造・開発に特化したグローバルカンパニー、ローロン社が、事業拠点をミラノ、製造拠点をCastel San Giovanni(ピアチェンツァ)に持つ伊TMTの買収プロセスを完結させたことを公表した。被買収側はMondial S.p.A.社の所有企業でリニアレールシステムの製造に従事。

この買収により、ローロンではTMTの主力商品ファミリー、特に「Speed Rail (スピーディレール)」にウェイトを置いた現在の補完製品群を拡大し、自社リニアモーションソリューションシリーズを強化していく方針だ。Speedy Railは、アルミ合金の採用により、過酷な環境でも特に摩耗に対する耐性が高い、ビームとして使用可能なレールシリーズ。これにより、ローロンは産業機械分野と自動車工業、セラミックス、ガラスおよび金属工業のほか、梱包機械などの業種を応用範囲とする業界での地位を地固めする。

このような事業展開は、ローロンにとっては昨年の伊トリノにあるテクノセンターと独HEGRA Lineare社の買収に続き、国内外の市場拡大に向けまた一歩大きな前進となる。Vimercateの本社では、2016年度末締めには収益額が8200万ユーロとなることを見込んでいる。これは前年比で二ケタ台の伸びに相当するが、そこに至るまでに国際市場での事業領域の拡大も達成している。現に、ここ何年かの間に中国の上海とインドのバンガロールにそれぞれ二社ずつ拠点を設けている。これで新設された支社は、従来のフランス、ドイツ、北米の各支社とロシア、ブラジル、英国の事業所を含むネットワークの新たな一部に加わる。ローロングループは世界規模で社員数約450名を擁し、うち300名以上がVimercateの製造拠点に勤務する。

ミラノのDV法律事務所の代表ロベルト・ヴィア弁護士とステファニア・クレシ弁護士は、このローロン社買収手続きに当たり、終始法務と会社取引関連の支援に当たった。

「今回のTMTの買収を踏み台に、ローロングループでは今までの製品群をさらに充実化し、様々なアプリケーションや市場の要求に応えられるよう、ラインアップを強化していく構えだ。これは、今後国際規模で、あらゆる類のリニアソリューションを提供する業者として、成長戦略の中で戦力を強めるのに重大なステップになる」、とローロングループCEOエラルド・ビアンケーシ氏は語る