防錆オプション: それぞれのアプリケーションに適したソリューション

幅広いRollonグループのリニアガイドやテレスコピックレール、アクチュエーターは様々な防錆処理やステンレススチールを使用することによる強い耐久性とステンレス鋼が特徴的です。

腐食とは、酸性またはアルカリ性、湿気などにさらされることで鋼が酸化してしまう、不可避的な現象です。この物質の物理的特性が変化すると、錆が発生し金属が劣化してしまいます。

リニアガイドやテレスコピックレールより一般的な直動運動において、腐食はスライド性能に問題を生じる不可避な現象で、損傷が進みやすく、構造部品の弱体化により、あらゆるシステムの効率化に危険な結果を及ぼす可能性があります。

これらの理由から、あらゆる解決策を環境の特性に基づいて計画および計算し選択していくことが重要となります。ハイパフォーマンスで、正しく選定されたリニアガイドを使用下としても、環境に応じた表面処理がされていなければ、腐食性の高い環境下では製品の寿命が大幅に短縮され、結果としてアプリケーションには不適な選択肢となってしまいます。

これらの視点からRollonは信頼性や効率的なシステムを促進し、特定のアプリケーションに最適な答えを導き出すべく、多くのタイプの表面処理や、製品の材質を提供しています。

例えば最も厳しい環境下のアプリケーションである鉄道分野では、ISO 9227の規定に従って500時間の塩水噴霧試験を腐食耐久度のスタンダードとして定めています。ROLLONが開発した防錆表面処理Rollonaloyは720時間の塩水噴霧試験をパスしています。

 

Telescopic Rail anticorrosione

RollonのDSSテレスコピックレールには、720時間の塩水噴霧試験をパスするRollonaloy表面処理が施されて、
電車の床下部分のアプリケーションに使用されます。

 

それでは腐食環境におけるRollonのソリューションを見ていきましょう。

  • Rollonの合金は、亜鉛めっき工程でパッシベート処理をし、耐久性を上げています。これは腐食に対して高い耐久性を与え、実際に輸送機関である鉄道部門や特殊車両向けのリニアガイド、スライドレールにおいて効果を示し、屋外での使用にも適しています。Rollonaloyの厚さは15µm(ミクロン)あり、実に720時間まで塩水噴霧試験において腐食への耐久性の結果が出ています。この防錆効果は、例えば様々な鉄道の床下のアプリケーションにおいて、最適なソリューションとなります。
  • 化学ニッケルめっきは、強い酸性や塩基性な化学物質がもたらす腐食にとても強い耐久性を持っています。ニッケルメッキ処理は、食品と接触が無い(接触がある場合はステンレススチールが有効)食品用機器、もしくは医療機器において最適な解決策となります。ニッケルメッキ処理のコーティングの厚さは10µm(ミクロン)です。
  • Rollonのeコーティングは電気泳動塗装を指します。このコーティングはガイドの着色(通常黒色)と組み合わせることができ、製品の美的外観性を高めるために使用される場合もあります。優れた外観性だけではなく、製品の耐食性能も一緒に向上します。コーティングの厚さは30µm(ミクロン)で、実に700時間まで塩水噴霧試験における腐食への耐久性が認められています。
  • 電気亜鉛めっきは、ISO2081の準拠し、Rollonは工作機械やパッケージングマシン、物流機器などのように一般工場環境下で使用される製品において標準的に使用しています。亜鉛めっきは処理加工(コーティング)の厚さ8µm(ミクロン)で、120時間まで塩水噴霧試験における腐食への耐久性が認められています。

防食への表面処理だけでは不十分な作業環境下で使用する場合、RollonはAISI316Lのステンレススチール鋼のリニアガイドやテレスコピックスライドレールを提供し、非常に高いレベルで腐食への耐久性を提供することができます。

 一方、Rollonのリニアアクチュエーターラインは、アルマイト処理されたアルミプロファイルを使用しています。腐食環境が高い環境において使用する場合のために、アルミ合金6060や6082のアルミプロファイルに、ベアリング、リニアガイド、ボルトなどの構成部品にステンレス鋼を使用した防錆バージョンを用意しています。

 

Attuatori lineari anticorrosione

RollonのELMアクチュエーターには防錆バージョンが用意されています。アルミ合金を使用したプロファイルに、
ベアリング、リニアガイド、ボルトなどの構成部品はステンレス製を使用しています。

 

Rollonの防食・防錆への取り組みは未来を見据えています。

Rollonの開発部は、更に高いレベルの対腐食・防錆を実現するための新たな加工処理の研究に取り組んでおります。

 


塩水噴霧試験

塩水噴霧試験は塩水噴霧を一定時間、継続して行い、腐食耐久度を測るための世界基準のテストです。ISO 9227の規定に従って、ガイドを試験室内に配置し、濃度5%に調整されたpH6.5の塩化ナトリウム溶液(NaCI)を噴霧し、試験期間中35°の塩化ナトリウム溶液を継続して噴霧し投与します。表面保護への品質評価は、異なるサンプルを規定された時間で抽出して行なわれます。

 

 

 

 

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